こころが疲れたとき…

何もしたくない…
と思ってしまう方が多いのではないかと思います。
とても疲れているときって、気分転換する気にもならないものです。

でも家でじっとしているのも逆に疲れちゃう…
そんな方におすすめなのが、「心を癒やしてくれる本を読む」ことです。

本なんて読んだら逆に疲れちゃうよ!
大丈夫です!
難しい本や、重めの本を読むと気持ちが疲れてしまいますが、
を読むと、読み終わったあとに気持ちが少しだけ明るくなっていることがあります。
今回は、そんな本を4冊紹介したいと思います。

疲れすぎて文字を読むのもしんどい…
という方にも、おすすめの本もあるので、ぜひ読んでみてください。
西の魔女が死んだ:梨木香歩
1冊目におすすめしたいのが、「西の魔女が死んだ」です。
本のタイトルからファンタジーを想像する方もいるかもしれませんが、ファンタジーが苦手な方でも読みやすい物語です。
この本を読んで、「嫌なことから距離を置くこと」の見方が少し変わりました。
逃げちゃダメって思ってる人にこそ読んでほしい本です。
逃げたり、距離を置くことって勇気がいるし、「この先大丈夫かな?」って未来が不安になります。
とてもつらいのに、今の環境から離れても、未来がよくなるという自信がないから何とか耐えようとしちゃうんですよね。
あとは、

逃げた自分は弱い
って思ってしまい、なんだか自分が負けたような感じがして気分が悪くなります。
でも、この本を読んで、ただ闇雲に逃げるのではなくて、
- 逃げ込む場所
- 距離を置いている期間に「どう過ごすか」
が大切だということに気づかされました
状況によるのかもしれませんが、
必ずしも「逃げること・距離を置くこと」自体は悪いことではない
って思いました。
思い切って環境を変えてみると視野が広がることってありますよね。
そんなことを、改めて気づかせてくれます。
主人公のように私自身も学校に行けず悩んでいたときがありました。
そのため、主人公が学校に対して悩んでるシーンには、とても共感できますし、こんなふうに過ごせたら心穏やかに暮らせるだろうなあとちょっとうらやましくなりました。

いいなあ
主人公の心の揺れ動きは、学生だけでなく疲れている大人も共感できるのではないかと思います。
何度も読みたくなる本で、疲れているときに読むと心が温かくなります。
そして、自分自身も自然の中できれいな空気を吸い込んでいるような心地よさを感じられます。
読みやすい文体で、児童文学にも分類されている本なので「長い文章を読むのがつらい」という方にもおすすめです。
自然が与えてくれるパワーと、さわやかで心地よい空気を感じられる1冊です。
読んだあとに、気持ちが少し軽くなっているはずです!
・難しい文章が苦手
・自然が好き
・「辛い」という気持ちが強い
こころの処方箋:河合隼雄
次におすすめしたいのが「こころの処方箋」です。
この本は全55章で構成されています。
など多岐にわたる悩みについて、心理学者である河合隼雄氏の考えか書かれています。
この本は、悩みに対しての正解を教えてくれる本、というよりは
「考える余白」
をくれる本です。
悩んでいると視野が狭くなってしまうことってありませんか?
そんなときに「見えるもの」の幅を広げてくれます。
少し立ち止まって考えたいときにおすすめです。
章ごとに内容が違っており、1章がだいたい4ページくらいです。
なので、目次を見て気になる項目だけ読むのもおすすめです。
ここで、私が好きな章(フレーズ)を1つ紹介します。
本の中のフレーズで
「生まれ変わるためには死ななければならない」
――こころの処方箋(河合隼雄)
というのがあるのですが、私はこれを初めて読んだときに、とても納得したことを今でも鮮明に覚えています。
どういうことかというと、
自分が成長するには大きな痛みを伴う
ということです。
つらい経験は、経験している最中は、とてもつらくて苦しくて

もうやだ
ってなりますよね。
でも、過ぎてしまうと
「あのときの経験があったから今ちょっとスムーズに過ごせてる」
って感じることがあると思います。
大変な渦中にいるときに「これは未来の糧になるかも」と思うと、少しだけ前向きに考えられます。
いってしまえば、当たり前のことなのですが、第三者のしかも心理学を極めた方がそうお話されているのを読むと、苦しいことを少しだけ前向きに捉えられるような気がしませんか?
この本は読んでいるときの気持ちの状態によって、気になる文章や心に残るフレーズが変わってくるのが印象的です。
10年くらい前に読んだときは違う部分が心に響いたのに、今はこのページのここの部分に関心した…と読むたびに発見があるのが面白いです。
そして、ぎゅっと縮まった心を優しく解きほぐしてくれます。
私は疲れていると、つい物事白黒つけてしまいがちなのですが、この本を読んでいると

白黒つけなくていいんだ!
って思わせてくれます。
分からないことは、分からないままでもいい、そんな安心感をもらえます。
長い文章を読むのがしんどいときには目次だけ読むだけでも、なにかヒントをもらえるかもしれません。
疲れたときに、自分に合う処方箋、探してみませんか?
・考え方や視点を変えるヒントがほしい
・悩んだときに読み返せる本がほしい
・心理学の考え方に興味がある
結婚しなくていいですか。:益田ミリ
次に紹介するのが「結婚しなくていいですか。」です。
この本は、小説や文章…というよりは、中身が4コマ漫画の文庫本です。
主人公が、恋愛について考えたり、日常で何気ないことを考えたり…深刻な不安もあったり…
あるあると思える部分も多いかもしれません。
私は、物事がうまく進まず恋愛にも悩んでいる時期に、この本に出会いました。
特にタイトルに惹かれて…そのときの自分の気持ちを代弁してくれているように感じて、この本を手に取りました。
本当に疲れているときって文章が読めなくなってしまうんですよね。

読んでても文字が頭に入ってこないよ〜
この時期は、文章が読めないくらい疲れていた時期で1、2年ほど、読書から離れていた時期でもありました。
「長い文章は読めないけど、なにか読みたい…!」そんなもどかしい気持ちを今でも覚えています。
そんな時期ではありましたが、この本は気負わずに読むことができました。

結婚ってしたほうがいいの?

結婚しないって決めたけど気づいたら迷っている自分がいる…
そんな経験をした方もいるのではないでしょうか。
結婚したいのか、したくないのか自分でもよく分からなくなるときってありますよね。
この本に明確な答えが書いてあるわけではありませんが、読んでいるとホッとするというか…
どんな立場になっても、こんなふうに不安になるのは自分だけじゃないんだな
って安心できます。
この本は恋愛で疲れた女性に特におすすめしたい本です。
とはいってもこの本の内容は恋愛だけではなく、誰もが抱える心のモヤモヤや不安についての描写もあるので、誰しも興味を惹かれる内容だと思います。
全体を通して「考える間」があるので、情報がゆっくり入ってくる感覚を持ちました。
一気に読むのもいいですし、ちょっとずつ読んでみるのも考える余白が生まれます。
私は、4コマの間に挟んである、「ある日の〇〇シリーズ」が好きです。
気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。
結婚していても、していなくても、みんな色々抱えている…
そんなことを改めて感じさせる1冊です。
・長い文章を読むのが苦手
・漫画が好き
・恋愛に疲れた
とっておきの気分転換:廣瀬裕子
最後に紹介するのが「とっておきの気分転換」です。
この本も、先ほど紹介した「結婚しなくていいですか。」と同じように、文章や物語とは違った内容の本になります。
ただ、先ほどのような4コマ漫画とは違い、イラストや大きな文字がメインの内容です。
全部で55個の気分転換の方法について書かれており、1つ1つにかわいらしいイラストと、ホッとできる説明文が添えられています。
今すぐにでも実践できることが書いてあるので、とても実用的な本です。
この本は実用的なだけではなく、読んでいると気持ちがほぐれていく感覚もあります。

ページをめくるだけで楽しい気分になる♪
読んでいて「やってみようかな」と思えることが見つかるかもしれません。
疲れたとき、思い切って気分転換する方も多いのではないかと思うのですが、気分転換の仕方や種類って似たようなことをしがちではありませんか?
私は、「ひたすら寝る」か「ひたすら本を読む」という気分転換をしがちな気がします。
「こういう行動をすれば自分がごきげんになれる!」というパターンが分かっているのもいいですが、たまには違う行動をしてみると、気分も同じように変化するかもしれません。

気分転換のバリエーションの増やしたい!
という方にもおすすめの本です。
疲れてなにもしたくない…というときでも、読んでいるうちに「わくわく」が生まれてくるかもしれません。
・長い文章を読むのがつらい
・具体的な気分転換の方法が知りたい
・気分転換のバリエーションを増やしたい
疲れたときは本を味方に!
今回は心がしんどい日に読みたい癒やしの本について紹介しました。
もちろん、何もしたくないときには無理に動く必要はありませんが、少しだけ「なにかしてみようかな…」という気になれたとき、本を読んでみるのも1つです。
気になる本があれば、ぜひ手にとってみてくださいね。



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