【どうして不登校に?】中学時代に不登校になった5つの理由

不登校
記事内に商品プロモーション(Amazonアソシエイト等)を含みます

子どもが中学を休みがちで不安
学校に行けない理由が分からない
休んでしまうのは病気が関係しているの?

この記事から分かること

・学校を休みがちになってしまう理由
・学校を休んでいるときの心理状態


学校を休みがちになっているご本人、またはご家族は困惑することが多いのではないでしょうか。

ずっと学校に行っていたのに、ある日ぱたりと学校に行けなくなった


徐々に学校を休む日が増えている


など、さまざまな状態の方がいらっしゃるかと思います。

私自身、

でも書いてある通り、どうして学校に行けないのかよく分かりませんでした。

腹痛が不登校の主な要因でしたが、それだけではないというか…

もし腹痛が治ったとしても学校には行きたくない。
だけど、


「何が嫌なのか?」


と聞かれても上手に答えられない。


そんな感覚でした。

今回は、そんな中学生生活を振り返って、今だから考えられる学校に行きたくなかった理由について紹介します。

学校に行かないといけないと思っているけれど身体が動かない


子どもに学校に行けない理由を聞いても、きちんと答えてくれない


そのモヤモヤした状態が、少しでも晴れるヒントになれば嬉しいです。

学校の雰囲気が嫌

当時は学校の雰囲気が嫌だと思っていることに気づかなかった私ですが、今思うと、中学校の雰囲気が好きではなかったように思います。

・不良グループが幅を利かせて偉そう
・女子グループでは常に誰かが仲間外れ
・先生が先生として機能していない

今思うと半分、学級崩壊のような状態だったのかもしれません。

仲間外れや悪口など、実際に自分がされているわけでなくても、近くで起きていることを受け流す強さは当時の私は持ち合わせていませんでした。

友だちが同級生からバカにされている状況に
イライラしつつも何もできない自分…

仲間外れにされている子が休み時間に
ひとりでいるのに何もできない自分…

気になるなら、相応の行動をすればいいのかもしれませんが、正しい行動をすることで自分の立ち位置が危ぶまれる可能性もあります。

気にしなければ、それでいいという考えもあるのかもしれませんが、私にはできませんでした。

苦しい状況を見ている自分が嫌だから、
その場から離れる。

当時の私にはピンとこない考えでしたが、そのような心理が不登校という行動に結びついたのではないかと思います。

学校の独特な雰囲気に馴染めない


過度な疲れ・緊張

教室内のピリピリした雰囲気は、私を過度に疲れさせる要因になっていたように思います。

変なことしたら私もいじめられるかもしれない


そんな考えが頭をよぎったこともあります。

学校ではなるべく目立たないように大人しく…かといって大人し過ぎてバカにされないように…

常に周りの目を気にしていたような気がします。

これは、思春期によくある特徴で、誰もが通る道ですが、私の場合は「過度に」気にしてしまうことで緊張状態が続いていたのではないかと思います。

緊張して学校から帰ってくると、勉強や遊びどころではなく…

帰宅してすぐに布団に入る毎日です。

休みの日は部活があり、休息をとるのも難しい…

そんな日が続くうちに朝起きられなくなりました。

過度な緊張・疲れは本人が気づいていないこともある


無気力・やる気が出ない

過度な緊張が続き、休息もままならないことが続くと、やる気が出ないフェーズに入ります。

私の場合、朝起きられなくなってからが無気力の始まりでした。

朝起きられない

夕方まで眠り続ける

夕飯だけ食べる

やる気起きず夜も眠る

そんなことを繰り返しているうちに、日中に起きていてもやる気が起こらず、布団の中にいる…そんな日々を送っていました。

無気力ややる気が出ない原因には、生活リズムの乱れも関係しているとう考え方があります。

ですが当時の私は、とにかく眠くて眠くて仕方がなくて生活リズムを整えることが難しい状態でした。

病院にも行きましたが、低血圧や心理的な要因が関係していると言われ、投薬治療を受けても効果は、まずまず…といったところでした。

令和4年度における文部科学省の調査でも、

不登校の小中学生全体のうち、51.8%が「不安や無気力」不登校の主な理由と回答

しているということから、無気力が不登校に与えている影響は大きいのかもしれません。

疲れ・緊張が「無気力・やる気」に影響を与えることがある


体調面での不安

冒頭でもお伝えしているように

腹痛

に度々悩まされてきました。

朝起きて痛い
学校に着いても痛い
授業中も痛い
帰宅すると少しずつ治まってくる

そんな日々が続きました。

我慢しているうちに、自宅にいても腹痛に悩まされるようになります。

病院に行って検査などもしましたが異常なしで精神的なものだと診断されました。

処方された薬を飲んでも効果をあまり感じられず…

だんだんと学校に行けなくなっていました。

体調不良が続くと登校に不安が生じてくる


部活の人間関係

私が通っていた中学校は強制入部が規則でした。

腹痛などの体調の不安定さから、たびたび部活を休むことが多かったせいもあり、部活の先輩や同級生とうまくいかないことが多くありました。

当時の私は

・教室での緊張
疲れ
無気力
体調不良

全てが重なって部活に気持ちが向かない状態だったように思います。

そのような部活に対する態度が、同級生や先輩方の気を悪くした原因だったのかもしれません。

初めに入っていた部活は辞めて、他の部活に入りなおしてからは人間関係の軋轢はなくなりました。

ただ、部活を辞めるのにものすごいハードルが高く、なかなか辞めさせてもらえず、辞めることにもパワーが必要だったことを思い出します。
(心療内科に通っていることを伝えて、やっと辞められたような感じです)

部活選びは大切ですね。

特定の状況での人間関係が原因の場合は、思い切って環境を変えてみるのも1つ


全部の要因が複雑に絡み合って不登校に

以上が私の体験談を踏まえた不登校の理由として考えられることです。

当時の私が学校に行けない理由を答えられなかったのは、これらの要因が複雑に絡み合っていて言語化が難しかったからなのではないかと考えています。

また、嫌なことを「嫌だ」と捉える感覚が鈍感になっていたようにも思います。

中学生の頃の思い出は、今でも悪夢になって出てくるくらい強烈なものです。

目が覚めて

中学校行かなくていいんだ…よかった


と毎回本気で思うくらいです。

学校に行けない理由を答えられないくらいなら、たいしたことはない

と思わずに、ぜひ本当の気持ちに耳を傾けてあげてください。

自分を大切にする道が見えてくるはずです。

では、無気力の理由を不登校の経験から考えています。

不登校の理由として当てはめて考えることができる部分もあるかと思うので、ぜひご覧ください!

参考文献

令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について(2023)https://www.mext.go.jp/content/20231004-mxt_jidou01-100002753_1.pdf


コメント

タイトルとURLをコピーしました