
会社では笑っているけど本当は疲れる

「どれが本当の自分なんだろう」と思う
職場や学校での自分と、本当の自分…なにか違う。
状況によって性格が変わる自分ってちょっと変?
そう思ってしまったことはありませんか?
実は、これって変なことではありません。
人前で違う自分を演じてしまうのには理由があるんです…
違う自分を演じてしまうのは「ペルソナ」が関係しているかも

「ペルソナ」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ペルソナとは、
外の世界に向けている顔(仮面)
を意味しています。
そのため、

会社ではニコニコしているけど本当は疲れる

内心いろいろ思っているけど他人に本音が言えない
という状態も「ペルソナ」と捉えることができるのではないでしょうか。
ペルソナは悪いものではない

「他人に向けて仮面をかぶっている」という部分だけきくと
ペルソナ=本当の自分を隠す=悪いこと?
と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、ペルソナは悪いものではないのです。
私たちは集団で生活するうえで、社会の規範や空気感に適応しながら過ごす必要があります。
ですが、その社会の規範や空気感は必ずしも自分にマッチしたものだとは限りません。
その社会の規範や空気感とのギャップを埋めるために「ペルソナ(仮面)」をかぶって、社会に求められる役割を演じようとしているのです。
ペルソナをつけることで
というメリットがあります。
これは誰でも自然に行っていることです。
ペルソナがあるから私たちは社会で生活できるとも考えることができます。
ペルソナが苦しくなるのは、どんなとき?

ペルソナは悪いものではないと紹介しましたが、状況によってはその仮面が自分を苦しめてしまうこともあります。
例えば、
- ペルソナ仮面を外せる場所がない
- 役割に縛られている
- 「自分はこうあるべき」が強くなりすぎている
そんな状況だと、「自分のこころの声」と「行動」が噛み合わず、苦しい思いをしてしまうかもしれません。
ペルソナとどう付き合えばいいの?

ペルソナは社会で生きるために必要なものです。
だから、「本当の自分だけで生きよう」とする必要はないと思います。
それよりも、

家では少し肩の力を抜こう

今日は仕事人間を演じたぞ
と役割を切り替えられる時間があることが大切なのかもしれません。
そして、「本当の自分を外でも出さないと!」と頑張るよりも、

今日はどんな役割を演じていたっけ?
と考えてみる方が、自分を責めずに済むこともあります。
その場に応じた「自分」も「自分の一部」
「本当の自分は一つではなく、その場に応じた自分も、自分の一部なのではないでしょうか。
私たちは誰でも、場面によって違う顔を持っています。
それは決して嘘をついているということではなく、その場で生きていくために身につけた大切な身を守る手段です。
もし今、それが少し苦しいと感じているなら、「本当の自分を探す」よりも、「どんな自分を守ろうとしているのだろう」と問いかけてみると、新しい見方が生まれるかもしれません。
モヤモヤの裏側には理想があります
例えば、「いい人」を演じてしまうペルソナの裏側には、
- 嫌われたくない
- 相手を傷つけたくない
- 安心して人と関わりたい
という願いが隠れていることもあります。
これは、決して悪いことではないと思いませんか?
参考文献&おすすめの本
この記事を書くにあたって参考にした本です。
悩んでいるときに読んでみると心に響くワードが見つかるかもしれません♪
自分を再生させるためのユング心理学入門(2023)山根久美子,日本実業出版社.
この本は、ユング心理学の基本的なことから、自分を深く知るためのヒント、社会の流れを読み解くヒントなど、いろいろな視点でユング心理学を学ぶことができます。
自由になればなるほど、人は不安になり束縛や制限を欲しがる
失敗や負けは変化のチャンス
人生は1つ1つの結果ではなくトータルでみる
など、

なんであのとき、こんな行動しちゃったんだろう
というときに、自分の今の行動を理解する手がかりや前向きに進む言葉が見つかります。
巷で流行しているMBTIはユング心理学のタイプ論に基づいているということからも、私たちの生活に身近なユング心理学は馴染みやすいのではないかと思います。
・自己理解を深めたい
・ユング心理学の基本的なことを勉強したい
・社会をユング心理学の視点から紐解きたい



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