「周囲に合わせてばかりで疲れる」
「本当はどうしたいのか、わからなくなる」
「自分を持ちたい」

周りに振り回されない自分軸の作り方
自分軸とは、
「他人ではなく、自分の価値観・気持ちを基準にして物事を選べる心の土台」
のようなもの。
強くなることや、自己主張することではなく、
自分を大事にするための“やさしい軸”
とも言えます。
今回は、そんな「自分軸の作り方」を5つの視点
からお伝えします。
最後に「気持ちを尊重できた記録ノート」の書き方についても紹介しているので、ぜひ活用してみてください!
「何が好きか」「何がイヤか」を言語化する

まずは、自分の内側を知ることがスタートです。
つい周りに気を使ってわせ手しまう人ほど、自分の“好み”や“NGライン”を曖昧にしがち。
紙やノートに以下を書き出してみましょう。
- 自分が心地よく感じる人・場所・言葉
- 嫌だった経験、違和感を覚えた会話や態度
- どんなときにホッとするか、逆にイラッとするか
小さなことでも言語化することで、「自分はこういう人なんだ」という感覚が育ち、自分軸の土台になります。

穏やかな人といると心がホッとするかも
「他人と違うこと」を許す

自分軸をつくるうえで忘れてはいけないのが、
「他人と同じでなくてもいい」
と思えること。
“普通こうするよね”に無理やり合わせようとすると、他人軸になってしまいます。
たとえば
- みんなで出かけるより、一人時間の方が好き
- SNSより手書きのメモが落ち着く
- 飲み会より読書の時間が大事
こういった価値観の違いを、恥ずかしいと思わずに肯定することが、自分軸を守る力になります。

飲み会でにぎやかに過ごすほうが好き!!

ひとりでゆっくり過ごすほうが好き

どっちもいいよね
「選ぶ」ときの判断基準を持つ

選択に迷ったとき、自分軸がある人は
“自分にとって”どうか
を判断基準にできます。
たとえば自分に対してこんな問いかけをしてみましょう。
- 「どちらを選ぶと、私はホッとできる?」
- 「これは“やりたい”から?“やらなきゃ”から?」
- 「今の私が必要としているのは、どっち?」
こうした問いを持つことで、他人の期待や空気感にムリに合わせず、本心に近い選択ができるようになります。
情報を減らす時間をつくる

SNSやニュース、周囲の意見……
今の時代は“他人の情報”があふれています。
自分軸を育てたいときこそ、外からの声を一度減らす時間が大切です。
- SNS断ちの週末をつくる
- スマホを見ずに10分だけ散歩する
- 自分の気持ちを書くだけのノート時間を持つ
“静かな時間”の中でこそ、本音が浮かび上がってくるものです。
小さな選択を積み重ね、自分の気持ちを優先させる

自分軸を持つためには、「もっと自信をつけなきゃ」「経験が必要なんだ」と思ってしまう人も多いかもしれません。
でも実は、日々の生活を送る中で、自分の気持ちを尊重した
“ちいさな選択”
を繰り返すことが、自分軸を育てる一番の近道です。
たとえば
- 「今日は疲れてるから、予定をひとつ減らそう」
- 「本当は行きたくない誘いだから、断ってみよう」
- 「朝10分だけ、自分がホッとできる時間を取ってみよう」
こうした一つひとつの行動は小さなこと見えるかもしれませんが、実際に行動に移すことで「ちゃんと自分の気持ちを大切にできた」という実感が心に残ります。
そしてこの実感が少しずつ、「私は私のことを信じていい」「私はちゃんと自分を守れる」という感覚につながっていくのです。
大きな決断をしなくてもかまいません。
日々の中で「自分の気持ちを優先した」という経験が、
“自分らしさの土台”
になっていきます。
「気持ちを尊重できた記録ノート」テンプレート

ちいさな「自分を大切にした選択」を書き残こし、自分軸を少しずつ育てていきましょう。
1日1分でもOK。
【記録フォーマット】
🗓 日付:
______________
🌱 今日、自分の気持ちを大事にできたこと:
→ _____________
💬 そのときの気持ち(選ぶ前):
→ _____________
💪 自分で選んだ行動:
→ _____________
🌈 今の気持ち(選んだあと):
→ _____________
✅ このノートの活用ポイント
- 書く内容は1~2行でも大丈夫
- 自分の気持ちに気づき、行動できたことをしっかり認めてあげる
- 1週間分たまったら振り返ってみると、自信につながります
自分軸は「自分を大切にする力」
焦らず、比べず、まずは今日から
“自分を知る”
ことから始めてみませんか?
自分を知ることが、ブレない自分軸を作る基礎になります。
小さな「私はこれが好き」が、あなただけの軸になっていくはずです!
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