【体験談】元不登校の私が感じた通信教育講座のメリット・デメリット

不登校
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学校を休んでいる分、勉強しなきゃ
塾に行けない
通信教育の講座ってどうなの?

不登校勉強の悩みは切っても切り離せない問題ですよね。

不登校だった中学時代やってよかったこと5つにも書かれている通り、私も通信教育講座を使って勉強をしていた一人です。

本記事は、中学校を不登校として過ごした私が感じた、通信教育講座のメリット・デメリットについてまとめた体験内容です。

まずはデメリットについて3つ紹介します。

この記事から分かること

不登校が通信教育講座を受講するメリット・デメリット

デメリット

1.自分のペースで進めるとテキストが溜まってしまう

私は、月に1回、「英語」「国語」「数学」「社会」「理科」の5教科のテキストがまとめて配送される講座を利用していました。

元気なときには、やる気があり、どんどん勉強を進められるのですが、体調が悪くなると一気にテキストの進捗が滞るようになりました。

たぶん、3か月分ほどテキストをため込んでしまったこともあったと思います。

テキストがたまると

ああ、私ってやらなきゃいけないこと何もできてない

と落ち込むことも。

元気になったらやろう…

と思っても、体調が悪い日が続くと勉強時間を確保することすら難しくなります。

強制的なものではない分、自分のペースで進められるというメリットもありますが、一方でそれがデメリットにもなってしまったように思います。

自分のペースで進められることが逆にデメリットになることも

2.モチベーションの維持が難しい

1人で進める講座である分、やる気につながるものを見つけるのが難しいと感じました。

例えば、人に教えてもらうと

わー!解けたね

褒められる経験をしたり、

逆に

宿題はやってきた?

など行動を促す反応をもらうことがあります。

(これは家庭教師とのやりとりですが)

人は行動したことに何かしらの反応やフィードバックをもらうとモチベーションが高まります。

私が受講した講座には、課題を提出するシステムがありました。


課題を提出してフィードバックをもらえるものがありますが、受講していた当時、課題を提出するのは、それぞれの教科で月に1回程度でした。

ただ、課題を提出するとポイントがもらえる仕組みになっていて、ポイントがたまると好きな商品と交換できたのが嬉しかったです。

今思うと、このポイント交換は、ちょっとしたモチベーションにつながっていたかもしれません。

モチベーションを維持するためのフィードバックが必要

3.分からないところがあると一人で解くのが大変

これは、通信教育ならではの悩みかと思います。

テキスト自体は分かりやすく、スラスラと解けるのですが、問題集を解いていると時々、解説を読んでも分からないことがありました。

塾に通っていたり、家庭教師がいる方は、そこで聞くことができるかもしれませんが、そうではない方にとってはとても悩ましい問題ですよね。

読んでも分からない私は

よく分かんないけど、そういうもんなのね

と流していましたが、

きいいいいい!なんでこの問題が分からないんだ!!

とイライラしていることもありました。

解説を読んでも分からないとモヤモヤしますよね。

現在は24時間質問できるオンラインサポートがある講座も存在しているようです。

そのため、このデメリットについては考慮しなくてもよさそうですが、気になる方は、色々な通信教育のサポート体制を比較してみてもいいかもしれません。


分からないところがあったときのサポート体制を確認しておく


メリット

1.自分のペースで勉強できる

冒頭でもお伝えしたように、自分のペースで勉強できることは通信教育のメリットでもあり、デメリットでもあります。

体調が不安定な私だったため、勉強ができない日も多くありました。

そのため、勉強ができそうな日には、まとめてテキストを終わらせるようにしていました。

自分で勉強するタイミングを調節できるのは、体調を崩しがちな方にとっては、いい点だと思います。

また、

少しだけなら勉強できそうかな…

というとき、少し問題を解いて、疲れたら少し休んで再開するということが気軽にできるので、気負いせずに勉強に取り組むことができます。

ちょっとした隙間時間に1問解いたり、テキストを見ることができるので、

自分で勉強のペース配分をしたい

という方は利用してみてもいいかもしれません。

体調を見ながら自分のペースで進められる


2.色々な教材が手に入るため、参考書の代わりになる

私が受講していた通信講座では、テキストや問題集の他に「暗記本」「辞書」など様々な教材がもらえました。

これらはもちろん一般的に流通している物ではありません。

参考書をもらえるのは、お得感がありますよね。

5教科すべての色々な参考書がもらえたので、全て使いこなすのが大変なくらいでした。

家庭教師からも

斬新な内容で頭に入りやすい!
内容がおもしろい!

と好評でした。

色々な教材の中でも「苦手な問題の解答暗記本」は、よく活用していました。

他の参考書には書かれていない、間違いやすい問題に焦点を当てた教材なので、問題を解いていて分からないときには、よく参考にしていました。

勉強に役立つテキストが手に入ることもある


3.全部終わらせたあとの達成感

一生懸命解いて、少し皺くちゃになったテキストや問題集を見ると

頑張ったぞー

達成感と充実感に包まれていました。

当時の私にとって

何かを成し遂げる

という経験は貴重なものでした。

今日も何もできなかった

学校休んじゃった

と罪悪感を抱いて夕方を迎えることが多かった私ですが、テキストや問題集を解き終わった日には

私もやればできるんだ

と少しポジティブになれたほどです。

自分でできた

という経験を持ちたい方におすすめです。

自分で成し遂げたという達成感が自信につながる


まずは試してみることも1つ

今回は通信教育講座のデメリットとメリットについて紹介しました。


私は幼稚園の頃からずっと通信教育を続けていたので、その延長で受講をしていました。

もちろん、通信教育が好きだったので続けていた部分が大きいです。

ですが、人によっては合う・合わないがあるかと思います。

利用したことがない方は、とりあえず試してみるのも1つです。

ぜひ、自分に合った勉強法を見つけてみてください。

不登校だった中学生の時期に、やっておいてよかったことについてもまとめてあるので、こちらもご覧ください。

Z会の通信教育

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