お風呂で手軽に疲れをとりたい
疲労に効果的な入浴法が知りたい
お風呂に入るメリットが知りたい
忙しい日々の疲れをリセットするために、お風呂は最適です。
老廃物を除去し栄養素を補給することが疲労回復につながるということから、血流をよくして循環させることが疲労回復に重要だといわれています。
入浴すると血流がよくなるってよく聞くかも
そこで、効果的な入浴を取り入れることで、心身の疲れを癒し、リラックスした状態で一日を終えることができます。
今回は、書籍などを参考に疲れをしっかりと取り除くための6つの入浴方法をご紹介します。
おすすめの入浴グッズや入浴の仕方にまつわるおすすめの本も紹介しているので、ぜひご覧ください。
38℃から40℃のお湯に15分入る
お風呂のお湯は38℃から40℃が最適です。
熱すぎるお湯は、自律神経に過大な負担がかかってしまうともいわれており、逆に疲れる原因にもなるようです。
熱すぎない温度で、体を芯から温めることで、血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれます。
15分間ゆっくり浸かることで、リラックス効果が最大限に引き出され、疲れが和らぎます。
入浴時間が長すぎると逆に疲労が増すことがあるため、軽く汗をかく程度の時間にとどめましょう。
適度な温度と時間で入浴
入浴前後に麦茶を飲む
入浴中は汗をかきやすく、体内の水分が失われます。
そのため、入浴前後にしっかりと水分補給を行うことが大切です。
特に麦茶は、カフェインが含まれておらず、ミネラルが豊富なので、体に優しく水分補給ができます。
入浴前にコップ一杯、入浴後にもう一杯の麦茶を飲むことで、体内の水分バランスを保つことができます。
お風呂あがりは冷たいものを飲みたくなりますが、冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまうため常温がいいといわれています。
入浴前後に水分補給
硫酸ナトリウムの入浴剤を使用する
お気に入りの入浴剤があれば、それを使用するのもよいですが、入浴剤の中でも特に硫酸ナトリウム入りの入浴剤がおすすめです。
硫酸ナトリウムが含まれた入浴剤を使用することで、さらに疲れを取る効果が期待できます。
硫酸ナトリウムは、体内の老廃物を排出するデトックス効果があり、血行を促進して筋肉の疲れを和らげます。
また、皮膚のバリア機能を強化し、保湿効果も高いので、肌の乾燥も防げます。
他には
・ユズ
・ヒノキ
の香りがする入浴剤もおすすめです。
入浴剤を入れたお風呂にゆっくりと浸かることで、全身の疲れがじわじわと癒されていきます。
お気に入りの入浴剤を見つけてみる
就寝の2~3時間前に済ませる
お風呂に入るタイミングも、疲れを取るためには重要です。
就寝の2~3時間前に入浴を済ませることで、体温が徐々に下がり、自然な眠気がおとずれやすくなります。
寝る直前に入浴すると、体温が高いままで寝つきにくくなることがあるため、少し余裕を持って入浴することを心がけましょう。
入浴のタイミングを工夫する
お風呂の中で瞑想
入浴中のリラックスした状態で、簡単な瞑想を取り入れることで、心の疲れも同時に癒すことができます。
お湯に浸かりながら、ゆっくりと深呼吸をし、頭の中を空っぽにして、ただ自分の呼吸に意識を向てみましょう。
目を閉じて、お湯の温かさや自分の体の感覚に集中することで、心身の緊張がほぐれ、ストレスが軽減されます。
また、浴室内で長い深呼吸をすることは、乾燥を防ぐことにもつながります。
乾燥は免疫力の低下を招きやすいため、蒸気で鼻やのどを潤すことが大切です。
入浴に瞑想と深呼吸を取り入れる
お風呂の中で軽いストレッチ
お風呂の中で軽いストレッチを行うことで、さらに疲れを解消することができます。
入浴中はお湯の浮力を利用して、体に負担をかけずに筋肉を伸ばすことができます。
首や肩、背中、足など、特に疲れが溜まりやすい部分をゆっくりと伸ばしながら、無理なくリラックスしましょう。
・足の指を閉じたり開いたりする
・足首をまわす
など足のストレッチは冷え防止にも効果的です。
血行が促進されることで、体全体のこわばりがほぐれていきます。
浴槽で軽いストレッチ
入浴を習慣化すると効果アップ
今回は、お風呂で疲れをとるための効果的な入浴方法について紹介しました。
もともとお風呂に入ること自体に
・免疫機能のアップ
・自律神経を整える
・血流改善
・基礎代謝を上げる
・精神的ストレスを軽減
など様々なメリットがあります。
ぜひ効果的な入浴方法を実践しながら、疲労の回復を実感してみてください!
おすすめの本&参考文献
土井里紗・ダニエルマードン(2011)女医が教える冷え性ガールのあたため毎日,泰文堂.
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